佐々木麟 好調アピール 花巻東、2回戦へ練習再開 全国高校野球選手権大会
第105回全国高校野球選手権記念大会で初戦を突破した花巻東は10日、2回戦のクラーク記念国際(北北海道)戦に向け、大阪府高槻市の萩谷総合公園野球場で練習を再開し、ノックや打撃練習に汗を流した。【4、13面に関連】
花巻東は9日は軽めの調整に充て、10日は2回戦の試合開始時刻に合わせて午後1時ごろから練習を開始。シートノックでは、選手たちが中継プレーやカバーリングの乱れを互いに指摘し合い、うだるような暑さの中でも機敏な動きを見せていた。打撃練習では選手たちがフォームを確認しながら、鋭い打球を飛ばしていた。
初戦で3安打を放った3番佐々木麟太郎(3年)は木製バットで柵越えを連発し、好調ぶりをアピール。この日の最長飛距離は約124メートル、打球速度は最速169キロと規格外のパワーを発揮した。2回戦に向けては「状態は良くなってきている。一戦必勝で、ベストスイングができるように準備していきたい」と冷静に語っていた。
11日は兵庫県西宮市の鳴尾浜臨海野球場で練習を行う予定。