つるし飾り商店街彩る 千厩でイベント【一関】
一関市千厩町のせんまや逸品の会(伊藤京子会長、会員9人)が主催する第13回せんまやつるし飾り物語は6日、千厩商店街の参加店舗で始まった。「十二支(えと)の仲間たち」をテーマに、会員らが手作りしたかわいらしいつるし飾りなどが来場者を楽しませている。10日まで。
重陽の節句に合わせ、商店街ににぎわいを呼び込もうと開いてきたイベント。もともとは集約して展示していたが近年は参加店舗に分散し、集客の相乗効果を狙って「せんまや本町アートフェスティバル」(7日開幕)の時期に合わせた。今年は昨年と同数の12カ所に展示している。
このうち、せんまや本町通り振興会女性部は初出展。地区民祭のために地元で作りためてきたつるし飾りやパッチワークなど十数人による作品を旧ナガサワ時計店に集め、華やかな雰囲気にまとめた。初日から早速来場があり、同部の熊谷智子さんは「皆さんに喜んでもらえれば」と話していた。
参加店舗にはステッカーを貼り出している。各会場でのスタンプを7個以上集めると記念品がプレゼントされるスタンプラリーも実施している。問い合わせは一関商工会議所千厩支所=0191(53)2735=へ。