土俵お披露目 豆力士が奮闘 大相撲で使用 前沢北こども園【奥州】
大相撲奥州場所の土俵一式が贈られた奥州市前沢古城の市立幼保連携型認定こども園・前沢北こども園(有住百香里園長、園児128人)で7日、お披露目を兼ねた相撲大会が開かれ、年長児35人が「頑張れ」の声援を浴びながら、元気いっぱいに取組を繰り広げた。
土俵は市相撲協会が贈り、同市前沢の小野寺建設が園庭への整備に無償で協力した。同日は取組に先立ち、同園から両者に感謝状が贈られた。同協会の千葉栄会長は「照ノ富士や貴景勝も踏んだ土。無駄にせずに利用でき、巡業の目的でもあった相撲の普及に貢献できてうれしい」と話した。
相撲大会では千葉会長が行司を務め、保護者ら約100人が観戦する中、豆力士たちが奮闘。土俵際で白熱した取組が続いたことから、園庭には大きな歓声が響き渡り、物言いも相次ぐなどして盛り上がった。
大相撲奥州場所は8月8日に市総合体育館(Zアリーナ)で開かれ、園児らも同協会から無料招待を受けて観戦した。