1日限りの古民家カフェ あす奥州・胆沢
いさわ農村活性化推進協議会(会長・千田公喜胆沢平野土地改良区理事長)は、農林水産省の農山漁村振興交付金を活用して3カ年で取り組んでいる地域活性化対策の一つとして、奥州市胆沢小山地内の空き家を手入れし、地域コミュニティーの拠点として活用する。この第1弾として、お披露目を兼ねたイベント「1日限りの古民家カフェ『おらいさ あべ家(や)』」を18日に現地で開催。気軽な来場を呼び掛けている。
この空き家は、長屋門のある裕福な農家の往時を今に伝える建物。5年間使われていなかったものの、同推進協が2022年度に策定した「いさわ活性化将来ビジョン」を具現化するプロジェクトとして、家主の理解と協力の下、近所に住む女性らが中心となり、4カ月で延べ100人を動員し、主屋や台所などを使えるように片付けた。
今後さらに手入れを続けながら地域コミュニティーの拠点として活用していく考えで、お披露目となる「1日限りの古民家カフェ」では母屋1階の3部屋を使用して中学生以上の先着50人に参加費500円で自家焙煎コーヒー、紅茶、スープ、菓子などを味わいながら、くつろいでもらう。ラストオーダーは午後2時30分。
当日の開場時間は午前10時~午後3時。カフェを利用せず、見学だけの場合は無料となる。
住所は同市胆沢小山字方八丁192。当日は近くの方斉振興会館に臨時駐車場を設ける。