花巻

全国、東北大会Vへ 市内野球スポ少選抜 花巻オウルズが闘志

上田市長を訪ね全国大会などの出場を報告した花巻オウルズのメンバー

 花巻市内の野球スポーツ少年団に所属する6年生の選抜チーム「花巻オウルズ」は、16、17の両日に岡山県倉敷市で開かれる第20回西日本選抜学童軟式野球大会を皮切りに二つの全国大会と三つの東北大会などに出場する。県、北東北代表として5大会で、優勝を目指し全力プレーを誓う。

 今年10月から11月にかけて県内で行われた第9回全日本選抜少年野球U―12チャンピオン大会県代表選考会など四つの予選会で優勝または準優勝。チームとして初戦の「国際親善少年野球in市原」で敗退を喫した悔しさをばねに、磨いてきたチームワークを発揮して勝ち進んだ。

 今季のチームは10のスポーツ少年団所属の6年生42人で7月に結成した。10人のピッチャーを要し、全員でつなぐ打線が持ち味の走攻守のバランスが取れたチーム。自チームでの練習を基本に、東和球場で10月まで週1回の全体練習を重ねてきた。

 交流試合を含めこれまでに戦った試合は50試合余りに及ぶ。球場入りすると、選手全員でごみ拾いを行い、気持ちを一つにして試合に臨むのがルーティン。星川大河主将(矢沢野球スポーツ少年団)は「初戦の悔しい気持ちを切り替えてたくさん優勝することができた。来年2月の全国大会では優勝を目指す」と誓う。髙橋一輝副主将(湯本ビクトリーズ)も「チームワークが武器だ。それを生かして全国で優勝できるよう頑張る」と意気込む。

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