奥州・金ケ崎

「ふるさと」テーマに発表 衣川小で市民公開【奥州】

スライドを映写して地域の防災について調べた成果を発表する4年生

 奥州市立衣川小学校(小野寺明子校長、児童76人)で6日、「ふるさと学習発表会」が開かれた。「学校を市民に公開する日」の一環として、学年ごとに授業参観が行われ、児童が「ふるさと」をテーマに取り組んだ学習の成果を披露した。

 テーマは「ふるさとのキラリを知らせよう」「衣川の産業―体験田での米作りを通して」「大好き 衣川」など。このうち4年生は「衣川の環境と生活」をテーマに、グループごとに防災やごみ処理などについて調べた。

 防災では、調査の結果を報告した後に「避難所には食料やベッドなど、いろいろな物が置いてあると初めて知った」「災害が起きたらラジオなどを聞いて安全に避難したい」「いざというときに避難所に持って行く道具を考えてみたい」などと、一人ずつ感想をまとめた。

 参観した保護者からも「地震が起きたら、子どもを頼りに避難する」「私も避難する際の持ち物を確認したい」などと感想が聞かれた。

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