一関・平泉

願い込め投函 郵便局が年賀状受け付け開始【一関】

一関郵便局に設置された特設の差し出し箱に年賀状を投函する市民=一関市大手町

 2024年用年賀状の受け付けが15日、全国の郵便局で一斉に始まった。一関市大手町の一関郵便局(小岩龍生局長)にも離れて暮らす親戚や友人などへ宛てた年賀状を手にした市民が相次ぎ訪れ、特設された差し出し箱に投函(とうかん)していた。

 引き受け開始セレモニーでは、午前9時の営業開始前から年賀状を携え並んだ市民10人を前に小岩局長が「皆さんがそれぞれ願いを込めた年賀状を投函してください」とあいさつ。先着30人には感謝の気持ちを込めて同市藤沢町産のリンゴ2個がプレゼントされた。

 岡本久子さん(80)=同市赤荻=は「以前よりも枚数は減ったが、元気で変わらずに暮らしていることを知らせたい」と、夫と一緒に書いた150枚を投函。中には日頃インターネット交流サイト(SNS)で連絡を取り合う知人にも、新年には改めて年賀状を送るという若い女性もいた。

 県内で今年の元日に配達された年賀状は、前年より124万通少ない737万通。郵便局では「お客さまが思いを込めた年賀状を元日にお届けするためにも、25日までに差し出してほしい」と呼び掛けている。

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