奥州・金ケ崎

切って貼って発想自由に パノラマアートWS めんこい美術館【奥州】

共同制作したパノラマアートの前に立つ参加者ら

 奥州市文化振興財団主催の子ども元気プロジェクト・めんこい美術館「みんなでわくわくパノラマ・アート」のワークショップ(WS)は16日、同市水沢佐倉河の同館で開かれた。幼・保育園児や小学生とその保護者ら12人が参加。1231絵画教室主宰の瀬川はるひさんを講師に、色を塗った新聞紙を切り貼りして全長約12メートルのパノラマアートを共同制作した。25日まで同館で公開している。

 WSのテーマは「エリックカールになろう」。鮮やかな色彩の絵本「はらぺこあおむし」の作者として世界的に知られる米国の故エリック・カールさんの技法を参考にした貼り絵を子ども1人につき1点作ったほか、チョウをモチーフにしたパノラマアートを共同制作した。

 瀬川さんは「新聞紙は色を塗りやすく、切りやすく、画用紙よりも手軽に使える」と話し、子どもたちが自由な発想で、思うままに制作を楽しめるように配慮。母親と参加した同市水沢東上野町の千田琉紀斗ちゃん(4)は「芋虫を描いた。上手にできた。楽しい」とうれしそうだった。

 また、共同制作したパノラマアートは、色とりどりの大小のチョウのモチーフを散りばめた力作。誰でも無料で鑑賞できる。開場時間は午前9時から午後5時まで。火曜休館。

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