大谷アーロン賞 米大リーグ日本選手初
【ニューヨーク時事】米大リーグ機構は16日、攻撃面で最も顕著な活躍を見せた打者に贈られるハンク・アーロン賞を発表し、ドジャースに移籍した奥州市出身の大谷翔平選手(花巻東高出)が選ばれた。1999年の創設以来、日本選手の受賞は初めて。3年連続で最終候補に入っていた。
エンゼルスでプレーした今季、44本塁打を放って日本選手として初の本塁打王に輝き、打率3割4厘、95打点をマーク。
ファン投票に加え、米野球殿堂入りしたOBの投票で決まった。
今季のレギュラーシーズンの成績を基に選出される「オールMLB」も16日に発表され、大谷は先発投手と指名打者(DH)の2部門でファーストチームに入った。
2019年に始まった「オールMLB」はファンや関係者らの投票により、リーグに関係なくファーストチームとセカンドチームを選ぶ。先発投手は各5人、DHは各1人。