一関・平泉

新年 多幸祈り 鳥居型の門松設置、世嬉の一酒造【一関】

正月かざり伝承会が鳥居の形に組み立てた門松

 一関市厳美町に伝わる門松が20日、同市田村町の世嬉の一酒造(佐藤航代表取締役社長)の敷地内にある酒の民俗文化博物館の前に立てられ、従業員ら関係者が新年の多幸を祈った。2024年1月14日まで設置される予定。

 門松立ては、地域の伝統を絶やさず守り伝えていこうと、先代社長の佐藤晄僖相談役が厳美地区民と1988年に始めた。

 今年は正月かざり伝承会(千葉正志代表)の会員6人が作業に当たり、松の木と竹、クリの木を鳥居の形に組み立て、その根元に支柱となる割り木を添え、縁起の良い「七五三」にちなんで縄を巻いた。最後にしめ縄を飾り、高さ2・5メートル、幅2・7メートルの門松を完成させた。

地域の記事をもっと読む

一関・平泉
2025年2月17日付
一関・平泉
2025年2月17日付
一関・平泉
2025年2月17日付
一関・平泉
2025年2月17日付