環境守る活動知って 富士大生 児童に紙芝居披露【花巻】
富士大地域連携センターの学生委員らは、動画や紙芝居などを通じ、花巻市内の児童にSDGs(持続可能な開発目標)について考えてもらう活動に取り組んでいる。5日は同市花城町の銀河学童クラブを訪れ、花巻小学校の1~6年生約50人に環境を守るために自分たちに何ができるかを伝えた。
同委員が作成したショート動画は、同大野球部の生活の中にあるSDGs活動を取り上げており、▽車ではなく自転車で移動することで排気ガスを減らす▽マイボトルを使用してごみを出さない▽洗濯は風呂の残り湯を使い節水する―などの取り組みが紹介された。
続いて経済学科1年の今井莉音さん、髙橋苺華さんが紙芝居を披露。海のごみによる海洋生物への影響や美しい海を守っていくことの重要性を訴えたり、地球温暖化を防ぐために家庭でできることを問い掛けたりする内容で、「地域の多くの人に私たちの活動や研究の成果を広めていくことを目標としている。皆さんが少しでもSDGs活動に取り組んでくれたらうれしい」と締めくくった。
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