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高橋組 健闘１３位 競歩新種目の混合リレー パリ五輪
パリ五輪は７日、陸上競技の競歩混合リレーが行われた。五輪初出場となる北上市出身の高橋和生選手（２８）＝ＡＤワークスグループ、水沢中―花巻北高―早大＝は、柳井綾音選手（立命館大）とペアを組み、２時間５８分８秒で１３位と健闘した。川野将虎（旭化成）・岡田久美子（富士通）組は８位入賞。【６、９面に関連】
混合リレーは男子５０キロに代わり今大会から導入された新種目で、マラソンと同じ４２・１９５キロを約１０キロずつ四つのステージに分け、男女交互（男、女、男、女の順）につなぐレース。
エッフェル塔付近の周回コース（１周１キロ）で行われ、現地時間午前７時３０分（日本時間午後２時３０分）にスタート。最初に登場した高橋は、序盤は３番手グループの前方に位置して積極的にレースを展開。その後に先頭から引き離されたが、トップから３２秒差の１１位でつないだ。
続く柳井は１４位と粘って再び高橋へ。２回目の出番となった高橋は安定したフォームでレースを進め、他チームが歩型違反による警告でペナルティーを受けたため、順位を二つ上げて１２位で柳井に託した。最後を任された柳井は懸命に前を追い、２５組中１３位でゴールした。
高橋は「レース前にいろいろな方々からメッセージを頂き、沿道でも日本の国旗がいっぱいで元気をもらった。応援してくださった皆さんに感謝の思いでいっぱい」と語った。
