中野4位入賞 男子ケイリン パリ五輪
パリ五輪は11日、自転車の男子ケイリンが行われ、五輪初出場となる花巻市出身の中野慎詞選手(25)=日本競輪選手会=が4位入賞を果たした。【6、9面に関連】
日本時間の同日未明に行われた1回戦を2位で突破した中野は、準々決勝では残り2周でトップに立つと、その後も粘って4位で勝ち上がった。
準決勝ではペーサー(先導車)が離脱した直後は最後方に位置していたが、残り1周で一気に追い上げ、3位で決勝進出を決めた。
迎えた決勝は最内からスタート。序盤から先頭でレースを展開し、ペーサー離脱後も上位に位置していたが、3番手争いをしていた最終コーナーで転倒、落車。4番目に位置したマレーシアの選手が6位に降格となり、中野は同様に転倒した英国の選手と共に4位タイとなった。
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