花巻

まちなかにアート空間　上町８カ所に複製画　来月末までイベント限定ソフトクリームも【花巻】

花巻 2024年9月7日付

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　知的障害のある作家による美術作品がまちなかを彩る「まちを彩るルンビニーアートｉｎ花巻上町」が、花巻市の上町商店街で始まった。マルカンビルのドアやエレベーター、大食堂の天井や人気メニューなどがルンビニーアートでカラフルに彩られ、訪れた人を楽しませている。１０月３１日まで。

　同市で障害者支援事業に取り組む社会福祉法人光林会、上町商店街振興組合と上町家守舎の協力を得て市が主催。同法人のるんびにい美術館所属作家による美術作品「ルンビニーアート」は自由で純粋な表現が注目を集めており、身近にアート作品に触れることでその魅力を市外に発信し、市民に再認識してもらおうと企画した。

　マルカンビルはドアやエレベーター、天井などがルンビニーアートで装飾され、この催しのために同館所属作家の小林覚さんが書き下ろした懸垂幕を設置。小林さんらを講師に開いたワークショップで市内の高校生が制作した作品や制作風景を収録した映像も紹介している。大食堂では１２日まで１日５０食限定で名物の１０段巻きのソフトクリームに同館所属作家の佐々木早苗さんの作品をモチーフにしたラスクをトッピングして提供している。

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