北上・西和賀

3部門で最優秀賞決まる あすから作品展示 北上市明るい選挙啓発ポスターコン

中学校の部最優秀賞の松田さんの作品。「18歳になったら選挙に行って」との思いを込めた(小学校の部、高校の部の最優秀賞の作品は岩手日日ホームページに掲載)

 2024年度北上市明るい選挙啓発ポスターコンクール(市明るい選挙推進協議会、市選管主催)の入賞者が決まった。小学校の部は菅原花夏さん(黒沢尻東5年)と佐藤野香さん(黒沢尻北4年)、中学校の部は松田彩花さん(上野3年)、高校の部は髙橋雨音さん(専大北上1年)がそれぞれ最優秀賞に輝いた。

 小学校の部に10校141点、中学校の部に6校36点、高校の部に1校29点、合わせて前年を5校、32点上回る17校から206点の応募があった。利根山光人記念美術館の菊地仁美専任研究員を委員長に同協議会、市選管、学識経験者で審査に当たった。

 最優秀賞4人のうち佐藤さん、松田さん、髙橋さんが18歳からの投票を呼び掛ける内容で、菅原さんは「あなたの一票で未来がかわる」と訴えた。このうち松田さんは日本地図の腕時計で「18」を差し、「18歳 選挙の時間」と記載。「18歳(若者)の投票がないと、若い世代のための政策が生まれにくくなる。18歳になったら選挙に行ってほしいとの思いを込めた」と説明している。

 応募全作品は、14~16日に同市北鬼柳の江釣子ショッピングセンターパル2階通路に掲示される。市選管事務局は「小学生は家族みんなで投票に行こうという内容が多く、中高生はいろいろなアイデアで投票を啓発する作品が目立った。ぜひ皆さんに見てほしい」と呼び掛けている。

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