目抜き通りに活気 奥州秋まつり・産業まつり開幕
奥州市の第3回奥州秋まつり・第59回水沢産業まつりは14日、同市水沢の水沢駅通りを会場に始まり、市内外の商工業者や飲食業者が目抜き通りに軒を連ねて自慢の商品を販売する中、市内の郷土芸能団体、歴代厄年連・年祝連(としいわいれん)が演舞を披露した。最終日の15日は「奥州YOSAKOIinみずさわ」が行われる。
奥州秋まつりは奥州商工会議所、水沢産業まつりは市や同商議所などで構成する実行委員会が主催。
初日は両まつり合同の開場式が行われ、主催者を代表して同商議所の渡辺文好副会頭が「奥州市の姉妹都市の北海道長沼町の物産展などたくさんのイベントを見て食べて楽しんでほしい」とあいさつ。
続いて駅通りでは「芸能の祭典」と題して市内の継承団体や高校、厄年連など30団体、約600人が出演し、鹿(しし)踊り、念仏剣舞、太鼓、吹奏楽、ダンスなどが繰り広げられた。
両まつりには2日間合わせて商工業者や飲食店など64事業者が出店。各店が自慢の商品やグルメ、奥州はっとなどを販売し、来場者が舌鼓を打った。毎年人気の長沼町物産展では来場者がお目当てのジャガイモやジンギスカンなどを買い求めていた。
最終日は物産やグルメの販売が行われる。午前11時からの奥州YOSAKOIには全国から59チーム約1200人が参加する。