一関・平泉

たたら製鉄体験 地域文化触れ 学習館で大原小6年生 大東【一関】

炎が立ち上る炉の中に砂鉄を投入する大原小の6年生

 一関市大東町の市立大原小学校(佐藤啓校長、児童86人)の6年生は18日、同町大原の砂鉄川最上流部にある砂鉄川たたら製鉄学習館でたたら製鉄の体験実習に取り組んだ。学校統合前の旧内野小時代の1999年に始まり、今年で26回となる伝統行事。製鉄文化の継承に取り組む関係者の協力で古くから地域に伝わる鉄作りを体験し郷土の歴史や文化に思いをはせた。

 たたら製鉄の保存や伝承に力を入れるグループ「ホッパの会」(菊池文悦会長)が中心となって取り組んでおり、同校6年生14人と教職員、大東中学校の3年生有志、同会会員をはじめ市内外から関心のある人が参加した。

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