県高総体総合開会式 来年度以降実施せず 検討委、事務局案承認【岩手】
県高校体育連盟(県高体連、木村基会長)は1日、県高校総合体育大会の総合開会式の在り方に関する第2回検討委員会を盛岡市内で開いた。2025年度以降、県高総体の総合開会式は行わず、競技ごとの実施とする事務局案を承認した。11月に最終案を正式決定する見込み。
同日は委員12人が出席。県高体連が7月の第1回検討委で出た意見などを踏まえてまとめた事務局案について、財源や少子化、教職員の負担などの理由に加え、学校部活動の任意加入や地域移行に伴い、事業を学校行事として位置付けることが困難になってきている現状などを説明した。
委員からは「選手が競技で力を発揮できるようにすることが一番大事だ」「応援は付属的なもので、競技や生徒本位の原点に戻るべき」「持続可能性の観点から妥当な判断だ」などと事務局案への賛意が示された。
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