北上・西和賀

交通量ほぼ前年並み 北上市調査 増加傾向続く路線も

 北上市は、市内主要路線で7月に実施した2024年度交通量調査の結果をまとめた。全28地点の総交通量は、ほぼ前年度並みの20万1655台・人(前年度比208台・人、0・1%増)。近年、増加傾向が続く路線もあり、市は今後の動向を注視していく。

 調査は、毎年7月第2金曜日の午前7時~午後7時に実施。今年度は統計調査員156人(1地点平均6人)の協力を得て7月12日に前年度と調査路線を変更せずに行った。

 路線別でトップは、例年と同様に鬼柳町荒高・国道4号。付近に商業施設が並ぶ4車線区間で全調査地点で唯一、2万台・人となった。2番目に多かったのは、前年度と同じ村崎野・南部家敷前の国道4号。花巻市境にかけて4車線化拡幅工事が進められているが、付近の北上工業団地との活発な往来がうかがえる。3位は稲瀬町前田の県道一関北上線で、前年度より一つ順位を上げ1200台・人以上増加。市南部の東西をつなぐ国見橋付近で、近年着実に交通量が増えている。

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