防火・防災推進誓い 団員ら分列行進 北上市消防出初式
北上市の消防出初式は11日、さくらホールfeat.ツガワなどで行われた。式典や観閲、分列行進などを通じ、消防団員らは今年一年の防火・防災活動の推進を誓った。
式典には消防団員、婦人消防協力隊、北上地区消防組合、来賓ら合わせて約800人が出席。統監の八重樫浩文市長は「昨年は元日から能登半島地震が発生し当市でも8月28日、猛烈な雨で道路の冠水や住宅への浸水被害が発生したが、地元消防団に河川警戒や排水活動、土のう積みなどに尽力いただき、被害を最小限に食い止めることができた。災害に強く安全で安心なまちづくりの実現へ、引き続き皆さん方の活躍を期待する」と式辞を述べ、退職者、長年の功労者らを表彰した。
高橋信博団長の訓示後、同ホール駐車場で八重樫市長らが観閲し、団員らは引き締まった表情で臨んでいた。
ラッパ隊を先頭に消防団員、婦人消防協力隊員、消防職員合わせて726人が同ホールから新穀町商店街、市役所まで堂々と分列行進。続いて、消防団と同消防組合の車両計71台もパレードした。