一関・平泉

用地取得議案提案へ 一関市 新工業団地・インター西 26年度一部分譲目指す

 一関市は、新たな企業誘致に向け、同市萩荘字長根地内に整備する「一関インター西産業用地」(仮称)の用地取得議案を、市議会2月通常会議に提案する。既に地権者とは仮契約を締結しており、取得後は造成を経て2026年度に一部の分譲開始を目指す。

 同産業用地は、一関東工業団地(同市東台)をはじめ市内各地域にある29カ所の工業団地ですべての分譲地が完売したことを受けた対応。一関東第二工業団地(同市滝沢)の東側に分譲地を拡張(分譲面積約4ヘクタール)、企業誘致を進める一方、市町村合併後に閉校、閉園した市立学校や市立幼稚園などの跡地を産業用地として貸し付ける事業も実施しているが、市内外の企業に実施したアンケートで同市への進出について需要が見込めるとして、新規で一関インター西産業用地の整備に乗りだした。

 新たな産業用地は、同市厳美町の国道342号から南に向かう県道本郷五串線沿い。東北道一関インターチェンジ(IC)から西に4・5キロ、車で6分ほどの位置にあり、物流には好条件となる。

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