官民連携で用地開発 岩手中部工業団地南エリア 金ケ崎町 重点促進区域に設定
金ケ崎町は、岩手中部(金ケ崎)工業団地南エリア(仮称)で、官民連携による大規模な用地開発に乗り出す。商工観光課内に新工業団地準備室を新設して準備を進めていたもので、地域未来投資促進法に基づく重点促進区域の設定に、国からの同意を得た。同区域では原則不許可となっている第1種農地の転用も可能で、町によると、農地を含む設定となるのは県内で初めて。2028年秋の造成工事完了を目指す。
候補地は既存工業団地の南側約44ヘクタール。うち農地9ヘクタール、山林26ヘクタール、宅地1ヘクタールなど。町では、半導体関連をはじめとする企業の旺盛な投資ニーズを捉えるため、これに迅速に応じ、町財政への負担を考慮しながら、官民連携で開発を進める方針だ。
この記事の詳報を岩手日日紙面または電子新聞momottoでご覧いただけます。