奥州・金ケ崎

雪上疾走 絵札へ一直線 黒石地区センター 親子ジャンボかるた【奥州】

雪上で取り札に飛びつく児童ら

 奥州市水沢黒石町の冬の風物詩となっている黒石親子ジャンボかるた大会(黒石地区子ども会育成会連合会、黒石地区振興会主催)は19日、黒石地区センターグラウンドで開かれた。開催要項を見直し、小学生に中高生を加えたチーム対抗戦を実施。雪上での競技に4チームが歓声を響かせた結果、「チームくま」が団体優勝を飾った。

 36回を数えた恒例行事。前回までは参加対象児童が在籍する黒石小学校を会場としていたが、昨春閉校して姉体小に統合されたため、初めて同センターで開いた。さらに少子化などを背景に今大会から黒石小出身の中高生と、姉体地区の児童の参加枠を新設してチーム対抗戦を行った。

 今大会では取り札、読み札合わせて15点を更新。2024年12月に同センターで児童と保護者がチームごとに制作に励んだほか、一般などから募集したもので、審査により取り札3点、読み札2点が入賞した。

 競技には4チーム合わせて児童・生徒38人がエントリー。詰め掛けた家族らの声援を受けながら、札が読み上げられると、スタート地点から勢いよく走り出し、取り札に飛びついていた。

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