北上・西和賀

地元産米売り込め 稲瀬地区のプロジェクト 人手確保策や新キャラ提案 専大北上高情報ビジネス専攻3年生

発表後、活発に意見交換する専大北上高の生徒と参加者

 北上市稲瀬町で2024年度に「稲瀬地区の持続可能な米プロジェクト」(コメプロ)に取り組んだ専大北上高校の生徒は、フィールドワークの成果をまとめた。若い視点を生かし、同地区で栽培する本県オリジナル水稲品種・銀河のしずくのPR方法や人手確保策、新キャラクターなどを提案している。

 同校を運営する学校法人北上学園と市が23年度に締結した連携協定に基づき、今年度から市がコーディネートし地域を学びの場とする事業を展開。農業を生かした地域づくりに取り組んでいる稲瀬地区で昨年4月以降、同校普通科アクティブラーニングコース情報ビジネス専攻の3年生24人が種まきや田植え、稲刈りなど一連の農作業を見学、体験したほか学園祭などでの新米販売、フィールドワークで調査してきた。

 同地区交流センターで22日に成果発表会が開かれ、住民、関係機関から約30人が見守る中、生徒20人ほどが6班に分かれてプレゼンテーション。「銀河のしずくは簡単な言葉でPRし、市役所や病院などでポスター掲示を」などの意見や独自の新キャラクター「こめお」「いなこ」のデザイン案、キャッチフレーズ案「稲瀬の大地から輝く一粒銀河のしずく」も披露した。

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