【電子号外】花巻東センバツ 3年ぶり5度目
第97回選抜高校野球大会(3月18日開幕、兵庫県西宮市・阪神甲子園球場)の出場校を決める選考委員会は24日、大阪市内で開かれ、一般選考枠で花巻東が選出された。同校の出場は3年ぶり5度目。甲子園出場は2024年夏の全国選手権大会に続き2季連続で、春夏通算17度目となる。
花巻東は、昨秋の県大会決勝で一関学院に4―6で敗れ、本県第2代表で東北大会に出場。初戦の2回戦は秋田商(秋田第1)に8―0で七回コールド勝ちし、準々決勝は鶴岡東(山形第1)に2―1で競り勝った。
選抜大会は東北地区の一般選考枠が「3」。決勝進出の2校は出場が有力視されるだけに、重要な一戦と位置付けられた準決勝は、青森山田(青森第1)に1―4で敗れたものの、接戦を繰り広げて残る1枠に望みをつないだ。
チームは昨夏の全国選手権大会ベンチ入りメンバーが8人残る。投手陣は主戦右腕金野快(2年)、制球力が優れ、鶴岡東戦で1失点完投した左腕萬谷堅心(1年)が引っ張る。
巨人1軍内野守備コーチの茂幸氏を父にもつ古城大翔(1年)は4番で起用され、秋田商戦では4打数3安打1本塁打6打点と存在感を放つ。
大会は一般選考枠29校、21世紀枠2校、明治神宮大会枠1校の計32校で争われ、組み合わせ抽選会は3月7日に行われる。