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名称「白銀のひかり」 県北向け水稲新品種 寒さに耐性、収量増【岩手】

県北地域向け水稲新品種の名称を発表する達増知事

 県は24日、今年から本格的に生産、販売を開始する県北地域向け水稲新品種の名称を「白銀のひかり」に決定したと発表した。倒れにくく収量が多いほか、食味も良いのが特長。今春から県北地域を中心に本格的な作付けを開始し、9月ごろには新米が店頭に並ぶ見込み。

 達増拓也知事が同日の定例記者会見で発表した。

 新品種は、県オリジナル水稲品種「銀河のしずく」と寒さに強く生育が早い品種を人工交配し「岩手141号」として開発。これまで県北地域で生産が推奨されてきた品種「いわてっこ」に比べ、茎が短いため倒れにくく収量が多いのが特長で、粒は白く、もちもちとした食感で味も良いという。

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