あすJクレジット発行 県、収益を森林整備に【岩手】
県は、県有林の間伐による二酸化炭素(CO2)吸収量を「県有林J―クレジット」として新規発行し、30日から県内外の企業などに販売する。発行・販売総量は前回の2倍以上となる約1万3000トン。収益は県有林の整備などに役立てる。
J―クレジットは、CO2など温室効果ガスの排出削減量や吸収量をクレジットとして国が認証し、取引する制度。今回は、県有林(約5000ヘクタール)のCO2吸収量約1万3000トン(2023~30年度分)を、1トン当たり1万6500円(税込み)で販売する。
前回は、県有林(約3000ヘクタール)のCO2吸収量5594トン(08~15年度分)を10年度から企業などに販売し、23年6月までに県内外の229者にすべて完売。販売実績は約9000万円に上り、県有林約260ヘクタールの間伐などに活用された。
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