一関・平泉

油島の魅力スマホ見て 花泉高プロジェクト デジタルマップ作製 名所、旧跡50カ所 写真付け説明【一関】

プロジェクターで拡大投影した油島地区のマップを確認する花泉高デジタルマップ班の生徒

 県立花泉高校(橋本ゆかり校長、生徒84人)の生徒が、学校がある一関市花泉町の課題解決に向けて作製したデジタルマップ「スマホで見られる油島地区」が完成し、一般公開されている。同地区内にある見どころをウェブ上の地図サービス「uMap(ユーマップ)」に反映させたもので、パソコンやスマートフォンで自由に閲覧できる。

 同校では地域課題解決に向け研究と学びを深める花高魅力化プロジェクト(花プロ)に取り組んでいる。

 「アナログからデジタルへ花泉の魅力を外部に発信」をテーマにしたデジタルマップ班では2024年度、生徒7人が油島地区のマップ作製に着手。地元の地域協働体油島なのはな協議会と、オープンデータを活用して地域課題解決に取り組むアーバンデータチャレンジ(UDC)岩手拠点の協力を得ながら完成させた。

 掲載したのは、県指定文化財の貝鳥貝塚や「猫神様」として信仰を集めた羽養権現社跡といった旧跡を中心に、油島三名松の一つで推定樹齢約300年の笠松、武蔵坊弁慶が背負って運んだと伝わる巨石「弁慶石」など50カ所。画面上でマップのピンを押すと現地の写真と説明文が表示される仕組みになっている。

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