花巻

集大成へ準備着々 八日市つるし雛まつり 石鳥谷・13日開幕【花巻】

つるし雛まつりに向けて飾り付けをする会員ら

 八日市つるし雛(びな)同好会(髙橋多美会長)が主催する第20回八日市つるし雛まつりは、13日から3月3日まで、花巻市石鳥谷町の八日市いきいき交流館(八日市振興センター)で開かれる。会員の高齢化などを受けて今年が最後の開催となり、会員らは20年の歴史を締めくくる華やかなひな飾りの準備を進めている。

 同会は髙橋会長が近所の女性たちにつるし飾りの作り方を教えた集いが始まり。2006年からまつりを毎年開催し、活動の成果を展示してきた。新型コロナウイルスの影響で同館が使えない年には市内の温泉施設で展示を続けたが、高齢化や人手不足で年々開催が困難になり、20回を最後に幕を閉じることを決めた。

 今月10日に行われた会場設営では、手作りのつるし飾りや七宝まり、ひな人形など約200点を展示。過去に好評を博した男の子向けの飾りを復活させたり、その年の干支(えと)のみを飾っていた十二支の人形をすべてそろえたりと、20年の集大成となる内容に、会員らはこれまでの活動を懐かしみながら準備に励んだ。

momottoメモ

入場無料。時間は午前10時から午後3時まで。問い合わせは同センター=0198(45)4840=へ。

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