米袋カンバス 動物を表現 めんこい美術館【奥州】
奥州市江刺を拠点とする「食を育む会 子どもひろば」の作品展は、同市水沢佐倉河のめんこい美術館で開かれている。テーマは「生きものを描く」。子どもの居場所づくりのイベントに参加した親子8組20人が破いた米袋をカンバスにしてさまざまな動物を表現した約30点を展示している。14日まで。
同会は子どもの居場所づくりに取り組むボランティア団体。江刺愛宕地区センターを拠点に趣向を凝らしたイベントを月1回ほど催し、併せて食事を提供している。今展では1月中旬のイベントで制作した図画に加え、当日の様子などを文章と写真で紹介し、気軽な参加も呼び掛けている。
展示した図画は、北上市立利根山光人記念美術館の専任研究員菊地仁美さんの指導の下で制作した。犬や猫、カエル、パンダ、ペンギンなどをクレヨンや色鉛筆、油性フェルトペン、ポスターカラーなどで伸び伸びと仕上げている。
開場時間は午前9時~午後5時(最終日は1時)。