建物や備品 無償譲渡へ おてんとさん(宮城)と仮契約 奥州・江刺ふるさと市場
奥州市は14日、同市江刺愛宕の産直施設「江刺ふるさと市場」について、譲渡先で産直施設の運営などを手掛ける、おてんとさん(本社宮城県大崎市、資本金5000万円、髙橋榮吾代表取締役)と建物や備品などを無償譲渡する仮契約を結んだ。同社は土地の有償譲渡の契約を経て、4月上旬に同施設をリニューアルオープンする予定。
市役所本庁舎で調印式が行われ、倉成淳市長と髙橋代表取締役ら関係者が出席。市が所有する2階建ての本館(延べ床面積814平方メートル)、平屋建ての新館(床面積341平方メートル)のほか、現状の備品などを無償譲渡する仮契約書に調印して交換した。
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momottoメモ
同施設は旧江刺市が建設し、JA江刺に管理運営を委託し13年に開業。奥州市誕生後も指定管理者として運営を担った。同JAによる営業は3月中旬で終了する。