北上・西和賀

商品開発アイデア多彩 西和賀高生が成果発表 トラストバンク・ユキノチカラ共同

自分たちが考案した商品についてプレゼンする西和賀高の2年生たち

 西和賀町の地域資源を活用した企画・商品開発を進めている県立西和賀高校(助川剛栄校長、生徒105人)の2年生は17日、同校で開かれた商品企画提案発表会で関係者を前に地元名物の商品化やJR北上線を通した魅力発信など多様なアイデアを披露した。

 2年生28人は2024年8月から総合的な探究の時間として、町と共にふるさと納税を運営するトラストバンク(本社東京都・川村憲一代表取取締役)、ユキノチカラプロジェクト(髙鷹政明会長)と共同で商品開発を進めてきた。11グループに分かれてフィールドワークなどを行いながら、食品や木工品、PR動画などを考案した。

 提案発表会では8グループ13人が発表した後、同社チョイス事業本部マーケティング統括部MD戦略部シニアマーチャンダイザー菅慎太郎さん(47)が講評した。

momottoメモ

菅さんによると、今回提案されたビスケットの天ぷらや地鶏を活用したスープは、早ければ春ごろに商品化する可能性もあるという。菅さんは「今回の学びを通して、自分たちの故郷の特産品を認識することができたと思う。実現に向けて、こちらも協力していく」と話していた。

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