まちづくりコラボアワード 大賞にオレンジすまいる 認知症支援で傾聴活動 専北福祉教育専門学校生ら【北上】
北上市の「きたかみまちづくりコラボアワード」の各賞が決まり、大賞には専大北上福祉教育専門学校の学生らが認知症支援に当たる「笑顔で住み続けられるまち~『チームオレンジすまいる』による傾聴活動~」が選ばれた。
同市は2024年度に、企業や地域団体、学校など複数団体の協働によるまちづくり活動をたたえる同アワードを開始。23件のエントリーがあり、1月25日~2月11日に市内23カ所のシール投票所と専用SNSで市民投票を行った。
市生涯学習センターで18日に開かれたまちづくりマッチングフェアで、エントリー団体が2分間で取り組み内容を発表。互いに興味を持った団体同士で意見交換し、参加者が三つまで取り組みを最終投票した。
シール、SNS、最終投票の3部門合わせて4152票が集まり、部門ごとの順位を得点化。「チームオレンジすまいる」はシール4位、SNS3位、会場1位で大賞に選ばれた。
同校福祉介護科の学生が市内福祉施設で傾聴ボランティアに当たり、社会福祉法人が活動の場を提供。市と各地域包括支援センターがコーディネートするなど協働で取り組んでいる。
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