のぼり旗掲示箇所増 来年度事業決まる 大谷選手応援団【奥州】
奥州市の大谷翔平選手ふるさと応援団(会長・倉成淳市長)は、米大リーグ・ドジャースの大谷選手(花巻東高出)の活躍を願い、2025年度も応援事業を展開する。18日には東京ドームで行われる開幕戦のパブリックビューイング(PV)を市内で開催する。
市役所江刺総合支所で2月28日に開かれた総会で25年度事業を決定。大谷選手の背番号「17」に合わせ、毎月17日に設定する大谷デーを引き続き展開し、ドジャース公式ユニホームシャツや市のオリジナルシャツなどを着て大谷選手の活躍を応援する。ふるさと応援サポーターの募集、情報発信なども継続する。
シーズン開幕に向け、ポスターやオリジナルクリアファイルなどを新調するほか、のぼり旗の掲示箇所を増やす。
市は市観光物産協会と協力して大谷選手ゆかりの地を紹介する地図を作成する。市野球協会は役員と審判用の応援シャツを作る計画を立てている。
倉成市長は「昨シーズンの50本塁打50盗塁達成や3度目のMVP(最優秀選手)受賞など大谷選手の大活躍は、多くの人に勇気と感動を与えてくれた。地元奥州市でも活躍に負けないよう関係機関が連携して力強く応援していきたい」と述べた。
今月18日のドジャース対カブスの開幕戦PVは、同市江刺大通りの江刺体育文化会館(ささらホール)で開く。同ホールの閉館事業の一つに位置付ける。当日は午後6時30分に開場、7時に試合が始まる予定。入場無料。
同団は18年8月に設立。応援サポーターの登録状況は、2月20日現在で284団体となっている。