甘み凝縮 寒ざらしそば 町内外6店舗で提供 西和賀・9日まで
寒風にさらして乾燥させた西和賀町産のそばを提供する「西和賀のこだわりの寒ざらしそばまつり」(町そば祭り実行委員会主催)は、町内外の6店舗で開かれている。豪雪地帯が育んだ風味豊かなそばを提供しているほか、町内の温泉施設や飲食店で特典を受けられる周遊券も配布される。9日まで。
西和賀産業公社が手掛ける寒ざらしそばは、秋に収穫した玄そばを厳冬期に冷水に漬けた後、寒風で乾燥させ、甘みや風味を引き出す。実行委では西和賀のそばを多くの人に知ってもらおうと同まつりを開催しており、今年で8回目となる。
期間中は町内では農家食堂「およね」(沢内字太田)、春乃家(白木野)、湯夢プラザ(川尻)、道の駅錦秋湖(杉名畑)で味わうことができるほか、花巻市吹張町のやぶ屋花巻総本店、釜石市野田町の川㐂家でも町産の寒ざらしそばを販売している。
このうち、道の駅錦秋湖では8種類のそばを用意しており、期間中には「寒ざらしそばセット」(税込み1300円)を1日限定10食で販売。盛りそばと同公社などが製造した青唐辛子明太子を使ったのり巻きがセットとなったボリューム満点の一品で、人気を集めている。
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