北上・西和賀
内記氏 出馬表明 次期西和賀町長選 「総合計画策定を継続」
西和賀町長の内記和彦氏（６３）は１０日、任期満了（１１月１９日）に伴う次期町長選に再選を目指して出馬する意向を正式に表明した。内記氏は「総合計画の策定を引き続き取り組んでまいりたい」と述べた。
同日開かれた町議会３月定例会の一般質問で明らかにした。
内記氏は「地域づくり組織の新たな体制の構築を図ることができ、公共温泉施設の在り方についても一定の進捗（しんちょく）があった。第三セクターとして始まったＹＵＤＡミルクは年間売り上げ５０億円規模の自立した企業に成長している」などと成果を強調しながら、「町の人口減少は進んでおり、各分野の担い手不足が地域の大きな課題となっている。こうした状況を踏まえ、今後１０年のまちづくりの基本となる総合計画の策定を引き続き取り組んでまいりたい」と決意を示した。
内記氏は政党への支援要請はせず無所属で出馬し、後援会を軸に活動を進めていく方針。住民の生活の質向上を軸とした具体的な公約を固め、後援会などと協議して改めて発表する。
現時点では内記氏のほかに立候補の動きは表面化していない。
