あすから感謝イベント 奥州・江刺ささらホール
今月末で閉館する奥州市江刺大通りの江刺体育文化会館(ささらホール)の感謝イベントは、15、16の両日に同ホールで開かれる。同ホールにゆかりのある出演者らがステージで踊りや歌、器楽演奏などを繰り広げ、長年住民に愛された同ホールへの感謝の気持ちを表す。
イベントは江刺芸術文化協会(広野次雄会長)主催し、「ありがとう ささらホール!咲かせ続けよう芸術文化の花」と銘打って行う。過去に同ホールで発表した歌や踊りなどの団体、個人らが出演し、思い出のステージで披露する。
初日は午前10時から江刺民謡保存会をはじめ日本舞踊や詩吟、尺八、合唱、江刺第一中学校、ダンススクール、スペシャルバンド「GMT(じもと)バンド」など19団体が出演する。午後2時45分からは石川兄弟が出演して踊りなどで舞台を盛り上げる。
2日目は午前10時30分に開演し、江刺ユネスコ・コーラス、混声合唱団アミューズなど3団体のコーラスと江刺ギター組合が演奏を披露する。同11時ごろから同市出身でフルートの菅野まちさん、メゾソプラノの菊池葉子さんが出演する。
この記事の詳報を岩手日日紙面または電子新聞momottoでご覧いただけます。
momottoメモ
同ホールは1969年に完成し、当初の体育施設から大規模改修を経て88年から文化会館となった。建設から半世紀余りが過ぎ、建物の老朽化が進んだため、市が24年度末を持って閉館・廃止することを決めた。