グッジョブ・スタイル ワーク・ライフ・バランスを探る
充実した生き方を探る通年企画「ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)」。今回は働きやすい環境をつくっている企業にスポットを当て、社員の仕事と家庭をどう両立させ、効果を挙げているのかを紹介する。題して「グッジョブ・スタイル」。
(10回続き、随時掲載)
momottoメモ
官民トップ会議における「ワーク・ライフ・バランス憲章」策定から10年が経過した。国は個人に合った多様な働き方を可能にする「働き方改革」を提唱している。岩手日日新聞社は2018年、「ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)」に焦点を当て、実践している人たちの姿を通して、個人、地域が生き生きと輝くための方向性を模索したい。(2018年1月1日・1面「輝いて生きるために 多様な価値観、どう実現するか」より抜粋)
「あなたにとって、ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)とは?」-。県南地方に住む人たちに、こんな質問を投げ掛けた。その答えは実にさまざま。一人ひとりの状況と人生の段階に応じた多様な考え方がうかがえる。
仕事と趣味を両立している男女13人に、その思いや取り組みを聞いてみた。新たな年の始まりに、それぞれの充実した生き方を探ってみる。
◆その人の「幸せ」を支えたい
福祉施設管理者 & 弓道家 及川好布さん(花巻市)
◆どちらも全力、ハイブリッド
市職員 & 道化師 松谷俊克さん(一関市)
◆人を楽しませ地域活性化に
郵便局員 & 役者・落語家 岩渕龍巳さん(奥州市)
◆自身を解放、仕事にもプラス
産直役員 & すこっぷ三味線奏者 菅野良和さん(北上市)
◆好きなこと仕事にする喜び
エアガン製造 & 猟友会理事長 和智香さん(花巻市)
◆ライフワーク 公私に生かす
運送会社専務 & 郷土史調査 菅原良太さん(一関市)
◆つながりから広がる可能性
羊飼養農家 & 郷土芸能踊り手 松島英彦さん・紘子さん夫妻(奥州市)
◆仕事と絵画 自分輝く力
看護師 & アート制作 小野寺達也さん(一関市)
◆夢追う子供 仕事・音楽で応援
学習指導塾経営 & バンドマン 野島秀友さん(花巻市)
◆両者の“顔”きっちり使い分け
アナウンサー & 打楽器奏者 小原史織さん(北上市)
◆仕事のリズム そのまま曲にも
菓子職人 & シンガー・ソングライター 吉野崇さん(平泉町)
◆激務の中で趣味・実益を実感
町教育長 & 読み聞かせピエロ 佐藤敦士さん(西和賀町)