一関の動向 副市長に聞く ふるさと会 都内で総会
一関市出身の首都圏在住者でつくる一関ふるさと会(佐藤敏郎会長)の総会は9日、東京都中野区の中野サンプラザで、会員をはじめ佐藤善仁副市長、一関商工会議所の阿部新一専務理事ら100人余りが出席して開かれた。
席上、佐藤会長が「石川県金沢市で400年も続く老舗菓子店のおかみが一関市の生まれで、同郷であるのに誇りを感じる。われわれも同じような苦労を経験して今日に至っており、これからも一関を盛り上げていきたい」とあいさつ。
佐藤副市長が、餅文化を海外へPRする取り組み、国際リニアコライダー(ILC)誘致実現への取り組み、2020年の東京五輪・パラリンピックのメダルの材料として金属を回収するプロジェクトなど、市の動きを紹介した。
総会後は懇親会も開かれ、市出身のソプラノ歌手佐藤恵利さんが歌声を披露。参加者も一緒に歌うなどして和やかに過ごした。