母校<12030>
卒業シーズン真っただ中の現在、学生時代の卒業式を思い出す人も多いのではないだろうか。私自身、最後の登校時にはもう二度と来ないだろうと寂しさを感じたが、何の因果か新聞記者となり何度か出身校に足を運ぶ機会にも恵まれ、先日は中学校で先輩と共に職業講話をした。私が担当したのは仕事のやりがいや大変さなどを伝えるごく一部だったが、後日に生徒が記した感想文には私が話した内容に対しての反響もあり、少しでも後輩の役に立てたのであれば幸いだ。新聞離れが進む中、講話が将来選択の参考としてだけでなく、ぜひ若い世代が新聞に興味・関心を持つきっかけとなることにも期待したい。(氷)