記者わーぷろ

餅食文化<10086>

 一関の餅食文化の記事を執筆する機会が多いが、餅といえば子供の頃の記憶が今も残る。両親が共働きで、学校から帰宅後は祖父母と過ごす時間が長かった。足が不自由だった祖母が、よく振る舞ってくれたのが磯辺餅。台所に立つことなくこたつにホットプレートを用意し、正月の餅をしょうゆで焼き、のりを巻いて出来上がり。自分にとってはおやつ代わりの「定番」だった。ただ難点は餅が大量に残っていたことでその料理は6月ごろまで頻繁に続き、プレートが登場すると少々ため息が出ることもあった。それでも今も思い出深い家庭の味で、子供たちに語り継ぐべき餅食文化となっている。(北)