記者わーぷろ

アラ還<10623>

 和の趣を味わえる手軽な観葉植物として人気を集めているこけ玉。何度か教室を取材し、作ってみたかったが、定員を埋めてしまっては申し訳ないと、いつも遠慮していた。ところが、コロナ禍で空きが出そうだという。思い切って参加した。ケト土に水を加えてこね、ちょうどいい硬さにするまでが一苦労。やってみなければ分からない力仕事だった。三つ作った中でも気に入っているのはドングリの木。卓上に飾って眺めると、こけむした森の中で木漏れ日を浴びているような穏やかな気持ちになれる。ふと思った。「これは深みにはまると盆栽にまで手を出しそうだ」。盆栽。年配者の趣味のように思っていたが、気付けばもう十分ふさわしい年齢だ。(行)