日日草

2018年10月23日

 地域を元気にしようと女性経営者が集まり、活動している商工会議所女性会。その全国組織が全国商工会議所女性会連合会(全商女性連)。発足時の35女性会から半世紀を経て416女性会、2万2000人超の会員が加入する

▼東日本大震災が発生した7年前。全国ネットワークを生かし、本県を含む被災地の支援にいち早く動いたのが全商女性連だった。組織の大きな節目となる創立50周年記念式典が先日、岩手総会と併せて盛岡市で行われた。総会の本県開催は25年ぶり

▼「仲間の連帯感を高める場」の総会は「被災地支援への感謝を伝え、復興に力強く歩む姿を見てもらいたい」と県内9女性会でつくる県商議所女性連などが準備に当たった。会場収容力の都合で参加数を制限して308女性会の約1500人が集い、表彰や講演、物産展、懇親会などで交流した

▼開催地への理解をより深める体験型見学会(エクスカーション)には84女性会の312人が参加。日帰り6コース、1泊2日3コースで盛岡周辺や沿岸被災地、世界遺産平泉などの県南も視察した

▼人数制限のなかった前回の北海道全国大会(札幌市)は318女性会、約2700人が集まった中、エクスカーション参加者は190人。参加率は札幌が7%で、岩手は22%と盛況だった

▼ブロック別の組織加入率は北海道が47・6%、東北は四国とともに100%を誇る。総会では「つなげたい 笑顔のかけはし」のテーマの下、「より一層女性が輝く平和で心豊かな社会の実現」を目指す岩手宣言を決議。女性の熱気とパワーに未来への希望を見た。