「来季、勝利届けたい」 グルージャ 市長へ戦績報告【北上】
今季新たに北上市をホームタウンとしたサッカーJ3・グルージャ盛岡の関係者は25日、髙橋敏彦北上市長にシーズン15位の戦績を報告。来季も北上開催の意向を示すとともに、巻き返しを誓った。
グルージャは8月20日、北上陸上競技場でJ3初の公式戦を開催。ガンバ大阪U-23に0-2で敗れたものの、3590人もの観衆を集め盛り上がりを見せた。今季はシーズン全体で7勝17敗8分の勝ち点29で、17チーム中15位だった。
25日は菊池賢代表取締役社長、菊池利三監督ら関係者4人が市役所を訪問。菊池社長は「おかげさまで(北上で)1回目を開催できました。来年はより多く集客し、勝利を届けたい」と報告した。
菊池監督は「上位チームにも勝つゲームもできたが、続けることができなかった。ゴール前での決定力も課題だった」と今季全体を振り返り、「来季は勝ち点40から上積みしたい。北上でもまた多く入場していただき、子供たちにもいいものを見せられるようにしたい」と抱負を語った。
髙橋市長も「勝てば(観客も)集まると思う。ぜひ上を目指してほしい。来季は楽しみにしている」と期待した。
グルージャは来季も、北上で確実に1試合を開催する予定。将来的には年間試合数の増加も視野に入れているという。