奥州・金ケ崎

歳末点描2017 破魔矢作り大詰め 奥州・水沢駒形神社

破魔矢作りの仕上げをする巫女姿の女性たち=奥州市水沢区の駒形神社

 今年も残り少なくなり、各地の神社は新年を迎える準備に追われている。奥州市水沢区の駒形神社(山下明宮司)では27日、正月用の縁起物として初詣客に人気の破魔矢作りなどを進めた。

 破魔矢は「開運招福」と戌(いぬ)年の絵馬、松竹梅の飾り、鈴などが付く。白衣に緋ばかまという巫女(みこ)姿の女性たちが透明な袋に入れて完成。同神社では大小10種類ほど、約8000本を用意する。

 水沢第一高校3年生の管野あこさん(17)=同市胆沢区=は「神社巡りが好きで、巫女姿は憧れ。初めての体験でワクワクする」と笑顔で話し、「良い年に」との願いを込めて作業に励んでいた。

 年末年始の巫女奉仕に携わる女性は高校生や大学生、社会人ら55人。札やお守り、おみくじの準備、初詣客への縁起物の頒布などに従事する。

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