北上・西和賀

モチーフ、色彩に個性 美樹会冬の美術展【北上】

多様な作品が並んだ美樹会冬の美術展

 北上市内の美術愛好者で構成する「美樹会」の第9回冬の美術展は2日、同市新穀町の市民交流プラザで始まった。風景や人物、花など幅広いテーマの絵画が展示され、来場者の目を引いている。6日まで。

 第27回市民芸術祭参加。今回は30~90代の会員19人が油彩画、水彩画、アクリル画の計33点を出展した。

 風景画では地元の青柳町界隈(かいわい)をはじめ八幡平、豊沢川、猊鼻(げいび)渓、金ケ崎開拓の家など県内各地を題材にした作品が並ぶ。シクラメンなどの花や果物を描いた静物画、少年や裸婦といった人物画も出品されている。

 訪れた同市下江釣子の女性(73)は「色使いや影で立体感があり、花や人物、果物などすてきな作品ばかり。写真のように感じる絵もある」と感心して見入っていた。

 多田昌平会長(76)は「会員がそれぞれ独自のテーマで手掛けた。楽しんで描いた作品をぜひ見てほしい」と語り、来場を呼び掛けている。

 期間中は午前10時~午後6時。入場無料。

地域の記事をもっと読む

北上・西和賀
2025年6月1日付
北上・西和賀
2025年6月1日付
北上・西和賀
2025年6月1日付
北上・西和賀
2025年6月1日付