愛する人とお茶しよう バレンタイン各店売り込み【一関】
14日のバレンタインデーを前に、一関地方の大型スーパーや洋菓子店では、色鮮やかなラッピングが施されたチョコレートなどがずらりと並び、大切な人のためにと品選びを楽しむ女性客らでにぎわっている。
一関市大町にある創業約140年の「常州園」(佐藤正彦代表取締役)では、1カ月ほど前から出入り口付近にバレンタインデーのコーナーを設置。香り豊かな抹茶を使ったチョコレート菓子や焼き菓子など茶にこだわる店ならではの品を販売している。
京都の老舗「山政小山園」の抹茶とまろやかなホワイトチョコを混ぜ合わせた「抹茶チョコレート」や、丹波産黒大豆をホワイトチョコでコーティングし、抹茶やほうじ茶のパウダーをまぶした「ちょこ豆」が一押しという。
佐藤代表は「お茶屋独自のもので、皆さんに季節感を楽しんでほしいと思い提供し始めた。菓子に合う茶もある。一緒に味わって和やかなひとときを過ごしてもらいたい」と話している。