県内外
大谷「今年以上の活躍を」 メジャー２年目へ意欲
今年のスポーツ界で活躍した個人、団体を顕彰する｢毎日スポーツ人賞｣の表彰式が13日、東京都内で開かれ、米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平選手（花巻東高出）がグランプリに選ばれた。副賞として賞金１００万円と重さ60キロの本マグロも贈られ、｢どう調理しようかな。食べ切れるか分からない｣と苦笑した。
メジャー１年目で投手として４勝２敗、防御率３・31、打者として打率２割８分５厘、22本塁打、61打点の成績を残した。投打にわたる｢二刀流｣の活躍が評価され、ア・リーグ新人王に。｢僕にとっては挑戦の１年。最初から最後までそういう気持ちでやれたことがよかった｣と振り返った。
レギュラーシーズン終了後に手術した右肘のリハビリも順調だという。打者に専念する２年目に向け、｢キャンプインの時点でバットを振れるようにしておきたい。今年以上の活躍をできるよう頑張る｣と話した。
大谷の開幕戦復帰は困難か エンゼルス監督慎重な見方
【ラスベガス（米ネバダ州）時事】米大リーグ、エンゼルスのオースマス新監督は12日、ネバダ州ラスベガスで行われているウインターミーティングで記者会見し、来季打者に専念する大谷翔平選手について、｢シーズン（の開幕）に間に合うとは思っていない｣と早期復帰に慎重な見方を示した。エンゼルスは３月28日に開幕戦を戦う。
大谷は10月に右肘の内側側副靱帯（じんたい）再建手術を受け、投手としての復帰は２０２０年になる見通し。本人や球団によると、術後のリハビリは順調に進んでいる。【時事】
