逃走の少年逮捕 奥州署など・殺人未遂事件
18日に奥州市の少年が自宅で姉を切り付け逃走した事件で、奥州署などは19日、行方を追っていた会社員少年(19)を殺人未遂の疑いで逮捕した。容疑を認めており、同署は動機などを詳しく調べている。
逮捕容疑は、18日午前8時5分ごろ、自宅で介護士の姉(20)を殺意を持って包丁で切り付け、左手や左の腹部に約2週間の治療を要する切り傷を負わせた疑い。
捜査には同署のほか県警の少年課、捜査1課、機動捜査隊、鑑識課なども出動。19日朝、同市江刺地内を歩いていた少年を発見し、取り押さえた。
同署によると、当時自宅にいたのは少年と姉の2人だけだったらしい。18日には同市江刺の江刺中央運動公園付近で逃走に使った車が発見されていた。