新緑の奥州路爽やかな汗 奥州きらめきマラソン
2019いわて奥州きらめきマラソン(実行委、奥州市、市教委など主催、岩手日日新聞社など後援)は19日、同市の前沢いきいきスポーツランドを発着点とするコースで行われた。フルマラソン(42・195キロ)と10キロ、2キロの3種目に5306人が出場。全国各地から集まったランナーはゴールを目指し、新緑が映える奥州路を駆け抜けた。【15面に関連】
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フルマラソンは、北上川東部を経由して市役所江刺総合支所を折り返し、国道4号の東側を通る日本陸連公認のコース。実行委会長の小沢昌記市長がスターターを務め、午前8時の号砲とともにスタートした。続いて10キロ、2キロが走りだし、年齢別計27部門で健脚を競った。
やや風が強かったものの、青空が広がる好天に恵まれた。沿道では市民が声援を送り、給水所では果物を提供するなどそれぞれのペースで完走を目指すランナーを後押しした。東洋大時代に箱根駅伝で3度の総合優勝に貢献した柏原竜二さんが走者と交流を深めたほか、2009年東京マラソン優勝の大会アンバサダー那須川瑞穂さん(同市水沢出身)がゴールに向かうランナーをハイタッチで激励した。