北上・西和賀

言葉と出会う楽しさをお土産に 日本現代詩歌文学館(北上市)

手前から時計回りに、「きたかみの季語ぽち袋」(4枚セット・300円)、ぽち袋の絵柄4種が1枚に入った「きたかみの季語手拭い」(1200円)、オリジナル原稿用紙を基にデザインされた「原稿用紙手拭い」(同)。季語の絵柄は展勝地(桜=春)、鬼剣舞(祭り=夏)、里芋(秋)、白鳥(冬)

 今年開館30周年を迎えた日本現代詩歌文学館は、明治以降の詩・短歌・俳句・川柳の作品集や、研究書、雑誌・同人誌などを収集する日本で唯一の詩歌専門総合文学館。全国の研究者が貴重な資料を目当てに訪れるほか、幅広い年齢を対象にした短歌や俳句の講座も盛ん。言葉の力を感じる常設展は今年、「われ、敗れたり」のテーマで開催されている。同文学館オリジナルグッズは1階の閲覧室で販売。版画風のデザインがかわいい「きたかみの季語 ぽち袋」は、俳句の季語を、北上の名所や名物で描いた同文学館ならではのグッズ。「文学館謹製原稿用紙」はゆらぎのある罫線が雰囲気たっぷり。デジタル時代に、あえてインクのにじみを楽しみつつ使ってみたい。ぽち袋と原稿用紙のデザインを染めた手拭いはおしゃれで品質も良く、いろいろな使い方ができておすすめ。

DATA
住/北上市本石町2-5-60
電/0197・65・1728
開/9時~17時
料/無料
休/毎週月曜(閲覧室)、12月~3月の月曜・年末年始(全館)

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