一関・平泉

桃の節句にいちご大福 松栄堂・製造最盛期【一関】

ひな祭りに合わせ、松栄堂でいちご大福の製造が最盛期を迎えており、職人が丁寧に仕上げている

 ひな祭りのシーズンに合わせ、菓子製造・販売の松栄堂(小野寺宏眞代表取締役社長)では、季節商品として人気の「いちご大福」の製造が最盛期を迎えている。

 同社は26日からひな祭りイベントを開催。上生菓子の手作り体験教室や他社の商品も集めたひなまつりマルシェを催すほか、さまざまな関連商品を販売している。

 中でも人気が高いのがいちご大福。一般的には大福の中にいちごとあんこをくるんだ商品が多いが、同社では一関市藤沢町の唐沢いちご農園から仕入れた特大サイズの「さちのか」を小倉餡(あん)入りのカットした大福に載せており、イチゴの魅力をアピールしている。同市地主町の同社総本店では、菓子職人たちが1個ずつ丁寧に仕上げる姿が見られる。

 今年は大雪の影響で生育が遅れたといい、例年は2月初めから販売しているが、今年はバレンタインデーに合わせた発売となり、多くの人が商品を買い求めている。

 同社の金森修執行役員経営企画室長は「地元産のイチゴとあんこのマリアージュを楽しんでほしい」と語っている。

 いちご大福は1個324円(税込み)。問い合わせは同社総本店=0191(23)5008=へ。

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